海外留学でホームステイをする際、先方の家族構成や住所、ネット接続環境などは予め知ることができます。

しかし実際に暮らしてみて初めて解る「気を付けるべき点」は、日常のささいなことだったりします。
英語力、特にリスニングのレベルによっては、初日にホストファミリーが家の中を案内しながら注意事項を述べても理解できず、何度も同じことを言わせてトラブルになり兼ねません。

そこで今回はホームステイ先で気を配るべきことをまとめるので、これから旅立つ方はぜひトラブル予防に役立ててくださいね♪

 

お風呂

何よりもまずお湯の使い方に気をつける必要があります。
端的に言うと、「湯量の使いすぎ注意！」です。
バスタブにお湯を貯めるのも、ホストファミリーに確認してからが良いでしょう。

旅慣れている人は問題ないと思いますが、今まで自宅で光熱費のことなど気にせず使いたい放題だった人は、日本のような感覚で長風呂をしていると顰蹙をかいます。
焦る必要はありませんが、無駄なくすませましょう。

私の場合、自分の部屋に洗面台がついていたので、メイク落としなどは自室でしてからバスルームに向かいました。

 

お手洗い

トイレに一体何のトラブルが！？と思うかもしれませんが…
「トイレットペーパーの使い過ぎ注意！」です。

私のステイした家ではかつて、日本人学生が紙を大量に流してトイレが詰まり、修理代を半分請求したことがあるそうです（予め何度も注意していたのに聞かなかったため）。

家庭だけでなく学校やパブ、レストランでもそうですが、日本のような勢いで水が流れるところはありません。
またタンクに水が溜まるのにも時間がかかります。

滞在初日から家のものを壊さないよう気を付けたいですね。

 

固定電話

ステイ先の固定電話を利用する際は、「自由にどうぞ」と言われていない限りは一声掛けたほうが良いでしょう。
通話もなるべく用件だけで済ませ、長くなる時は自分のスマホを使いましょう。

実は私と同時にステイしていたUAEの留学生が、一時間電話を独占してかなり怒られていました(笑)
かかってきた電話だったので料金のことではなく、他人への配慮のなさが問題でした。

 

食事

イギリスの食事と言えば、そのクオリティの低さで有名です。
しかしもちろん、ランドレディの腕次第。
料理上手な人ならラッキーですが、そうでない時は不味いとも言えないし、困ってしまいますよね。

ただ、苦手なものがある場合ははっきり伝えておきましょう。
言いにくければ、アレルギーがあると言う手もあります。

ちなみに私のランドレディの腕前は、まさにプロ並み。
栄養バランスまで考えてくれる稀有な家でしたが、デザートの甘さには脳みそがひっくり返るかと思いました。
最初の一週間は無理して食べましたが、胸やけがひどくて
「山盛りのアイスクリームに溶かしたチョコレートをお玉３杯かけるのはやめてください。」
と訴えました…。

とにかく、食事に関しては我慢しすぎないようにしてください。

 

他にも気を付けるべき点はありますが、ホームステイ先の日常生活に関して、渡英前に知っておくべきことは以上です。

どうしても自分で解決できないことがあったら、まずは学校に相談してみましょう。

語学力に自信がない時は、その辺の日本人をつかまえて助けを求めてください。

泣き寝入りすることなく、でもしっかり自分自身も省みて、冷静な話し合いをすることが快適に暮らしていく秘訣です！