昨日は私がフリーランスになるきっかけを作ってくれた、初代生徒Yumiちゃんに久しぶりに会ってお茶をしてきました！

彼女は私がまだ大学受験のプロだった頃の生徒で、最初に会った時は高校2年生でした。
当時は理系で、進学先も得意分野に関連した学部。
特に英語が好き！という訳ではありませんでしたが、センター直前、二次直前もギリギリまで質問に来るような熱心さは持っていました。

その後Yumiちゃんは無事に合格し巣立って行ったのですが、大学生になると私の職場の系列の塾で講師のアルバイトを始め、二年生になった頃
「就活前にTOEIC受けるから、またせんせーに英語を習いたいんです。」
と相談されました。

何年も受験英語を教えていましたが、TOEICや英会話にシフトしたいなと思っていた矢先のことです。
二つ返事でＯＫし、知人のカフェオーナーの協力を得てカフェレッスンをスタートしたのでした。

一年間で目覚ましいスコアの伸びを見せたYumiちゃんですが、実際この頃に語学の本当の面白さに目覚めたと言います。

その後いったん就職したものの会社を辞め、勉強して日本語講師の資格をとり転職をしました。
そうしてメキシコに派遣されたのです。
彼女がまさか語学でご飯を食べていくようになるとは…！
とても嬉しい驚きでした。

メキシコで数年働いて、今は一時帰国中。

向こうにいる間も何度か相談のメールを受けたことがありますが、貴重な時間に「ぜったい会いたい」と言ってくれるのは嬉しいものです。
すっかり逞しくなって、こちらが刺激をたくさんもらっちゃいました。

スペイン語の勉強もしていて、日常会話なら問題なしだそうです。
素晴らしい！私も見習いたい！

メキシコには行ったことがないので、ふだんの生活の様子を聴くだけで面白かったです。
仕事や健康のことから美容や恋愛のことまで、実に色々な話をしました。

 

Yumiちゃんは間もなくメキシコに帰りますが、他にも海外に飛び立って行った生徒や私と同じ職業に就いた生徒が沢山いて、
「オレせんせーに会ってなかったら海外なんて興味なかったわ。」
「せんせーとの出会いが私の進路を決めたからね。」
などと言われるとドキッとします。

今は社会人の生徒さんがほとんどですが、子どもや学生に教えるという仕事の影響力は計り知れないものですね。
改めて責任を感じるとともに、有意義な仕事をさせてもらっているんだなあと実感することができました。

英語が話せるようになると、確実に世界は広がります。
それでいて英語の活かし方は十人十色。
生徒さんに新たな世界が開けていく様子を見るのは講師冥利に尽きるし、何よりワクワクすることです。

やっぱりこの仕事が大好きだなあと思ったひと時でした。