Hello, there.
Let’s look at some language used on the telephone today.
と言うのも、生徒からこんなリクエストがありました。
「英語で電話をかける時が一番緊張するんです。
先方に失礼のないよう、最低限知っておくべき言い回しをブログにまとめてくれませんか。」
“失礼のないよう”というのが、とても良い心掛けだと思います。
その生徒Tommy君は仕事で英語を使うことになったそうですから、尚更ですね。
さっそく電話のかけ方にいきたいところですが、その前に。
電話では相手の表情も口の動きも見えないぶん、聞き取りの難易度が少し上がるかもしれません。
そんな時に必要なフレーズを最初に確認しておきましょう。
<相手の話すスピードについていけない時>
Could you speak more slowly?
この台詞自体をゆっくり話しましょう。
相手もそのペースに寄り添ってくれるはずです。
<相手の言葉を聞き取れなかった時>
I couldn’t catch what you said.
Could you say that again?/Could you repeat that?
これは電話でなくても使えるので、暗記してしまいましょう。
“Could you”の後か最後に“please”をつけると、もっと丁寧になりますね。
<音声自体が低くて聞き取れない時>
I can’t hear you very well. Could you speak up?
では電話をかけてみましょう。
相手が出たら最初にすべきことは、何よりも挨拶!
“Good morning.”、”Hello.”、”Good evening.”をしっかり言いましょう。
↓
次に名乗りますね。
電話ではThis is ~と言います。
「ラブリーイングリッシュ社のサキです」と名乗りたい時は
This is Saki from Lovely English.
↓
挨拶して名乗ったら、誰と話したいのかを伝えましょう。
May I speak to Mr. Ian Robinson, please?
I’d like to speak to Mr. Ian Robinson.
Could you put me through to Ian Robinson, please?
“put O through to ~”は「~に電話をつなぐ」の意で、特にレセプションや秘書が出た時に使います。
相手の部署や内線番号が予め解っている時には、
He works in the accounts department on the fifth floor.
Extension 555.
のように、こちらから伝えてあげると早いですね。
↓
すると向こうから「おつなぎしますので少々お待ちください」と言われるはず。
以下のようなフレーズが聞こえてくるでしょう。
Just a moment. I’ll transfer you.
Please hold on. I’ll put you through to his line.
“hold on”は「切らないで待つ」という意味ですが、日常会話にも「ちょっと待って」というニュアンスで多用されています。
振り返ると、簡単な単語しか出てきていませんよね?
学生時代に暗記させられた、おなじみの文も多かったのではないでしょうか。
慣れるまではドキドキするかもしれませんが、電話といえども受話器の向こうにいるのは人間です。
用意していた台詞を一つくらいとばしても、慌てないこと。
名乗り忘れても”May I ask your name?”、”Who’s calling, please?”などと聞いてくれますから、落ち着いて答えましょう。
電話で最も大切なのは、分かったふりをしないことです。
聞き返すことは悪いことでも、恥ずかしいことでもありません。
こちらが一生懸命であればあるほど、向こうも一生懸命伝えようとしてくれるものです。
どんどんトライしてくださいね!
それでは、See you tomorrow!
トラックバック URL
http://fun-english.xyz/useful-phrase/telephone/trackback